実家にて

遠野は今日、祭りの日。
高校までは見る側ではなく祭りに出る側だったので、
他の地区がどんな踊りなのか見たことがない。
今年は見る側として祭りに関わりたいと思う。
残念ながら今日は見ることができなかったが、明日はしっかりと
見に行きたい。ただ、母の話によると最近のお祭りは観光客を
強く意識したものになってきていて、奉納する意味合いが薄れてきている
と話していた。私自身、祭りに参加していた時ですら祭りをする本来の
意味というものをなかなか知る機会はなかったのに、これでは余計、町の
活性化のためのものになってしまっているのではないだろうか?


町の活性化、特にも観光客によって成り立っている部分が多い遠野においては
非常に重要なことかもしれないが、果たして見せ物のための祭りに意味があるのか?
そして、それを観光客は喜ぶのだろうか?遠野が持つ本当のよさなり歴史を
見たいと思っているのではないか。私はそう思う。


田舎には田舎なりのよさがある。普遍的なもの、流行的なものではなく
その土地にあるものを語り伝えるものがあるから魅力的なのではないだろうか?
そういうものを大切にしていかなければならないと感じた。


今日の一枚
写真は釜石の知り合いから送られてきたホタテ。採れたてで、まだ生きている。
新鮮なものを食べられるのも田舎のよさなのかもしれない。