「やりたいこと」と「やれること」

やりたいことがいっぱいあるというのは非常にいいことです。
様々なものに対する視野が広がったり、やりたいことを通じて
たくさんの人との交流ができるからです。


しかし、やりたいことが多すぎて、「自分は何をやりたいのか?」と迷ったり
「今やらなければならないことは何か」が分からなくなってしまうこともあります。
特に後者については自分にデメリットがあるだけでなく、周囲の人間にも影響を与えかねます。


これはリーダー論にもつながってくる話ですが、組織やチームなど複数の人間で何かを企画したり
何か目標に向かって進んでいく際に、リーダーが「○○がやりたい」「でも□□もやりたい」と
一つにまとめきれないと、ついていくメンバーは混乱してしまいます。それがだんだんと不信感を抱くようになったり、
プロジェクトで何を達成すればいいのか曖昧になり満足な成果が出せないという危険もあります。

では、満足のいく成果を出すにはどうすべきか。
1.自分がやりたいことをブレインストーミングで出していく。どんどん出すことで自分の興味のある分野の明確化
2.次に明確化した分野と「今の自分」ができることを照らし合わせ、実現すべきことを決定を行う
3.実際に行動に移す

しかし実際に行動に移すと、「△△もやっぱりやりたい」と言った意見も出てきます。
このような意見が発生することは当然なのですが、限られた期間の中で成果を出すためには
犠牲にしなければならないこともあります。
また、一度決めた目的や実現すべき内容に変更しようとすると、振り出しに戻ってしまうこともあります。
そのようなことが発生しないようにするためにも、2の「実現すべきことの決定」は非常に重要な役割となります。
多少時間がかかってもここでメンバー間での意識共有を行うようにしましょう。



今日はこんな感じです。
これからも自分の経験からスキルなどをこのブログを通じて伝えていこうと思います。